『贈る言葉ー教師を志すきみたちへー』〜孤独と交わりと〜
- 鈍 拓男
- 2022年1月19日
- 読了時間: 1分
ゲーテの言葉に
「才能は静寂のなかで磨かれ、性格は嵐の中できたえられる」
があるそうで
ひとりでじっくり考えることとみんなと交流をもつことの
両方が大事だということを言ってます
まぁそんな軽い話ではないんでしょうけど私はそう解釈しました
この稿に次のようなことが書いてあったので
驚いたというか反省したというか
最近の若い教師は、指示されたことはきちんとやるが、自主的、主体的な態度に欠けるという批評がある。
これが書かれたのが1983年
私が偉そうにこのブログでも「近ごろの若者は…」なんて言ってますが
1983年にはまだ若者ではなかった私ですが
その頃の若者と20年後に若者となった私はきっと同じだったんだろう
当時の先輩方も主体性に欠けるなぁ〜と思ってたんでしょうねぇ
事なかれ主義を排し、人びとのなかで、人びとと共に生きる喜怒哀楽の体験を通じて、自己を大きくふくらませてほしいものである。孤独と交わりーこの一見矛盾する二つのレーベンスフォルメン(Lebensformen)を統一する努力のうちに、新入生諸君の課題があると思うがどうであろうか。

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